健康リテラシーが問われています。

こんにちは。数日前に洗濯機が壊れました。それに伴い今日はコインランドリーに行きました。洗ったものをそのまま乾燥機にいれると、しわしわになったり、乾燥むらが出来るので、一つ一つ広げて、しわを延ばして乾燥機にいれていたら、なんだか自分がすごく誇らしくなった日高です。
 
みなさんも乾燥機にいれるときは、ちゃんとひろげますか?
 
さて、受診自粛で医療機関の経営もかなりきびしくなっています。病状的に落ち着いておられるかたは、それはそれでいいことだと思うのですが、受診抑制のために早期に異常を発見出来ないというリスクをはらんでいます。
 
また、かかりつけの患者さんを発熱したまま3日も4日もがまんさせるのは忍びないと発熱の患者さんも受け入れているところは、感染するかもしれないというスタッフの恐怖にも対応しなくてはならないし、新コロ陽性となった場合、かなりの風評被害を免れないため、ニッチもサッチもいかない状況です。
そのため、市町村毎に発熱外来を作り、発熱以外のかたはこれまで通りかかりつけ医に安心して通院出来るようにしてあげるほうがいいと考えています。
 
ただ、そこで大事なのは、
 
「発熱外来をつくること」
 
ではないのです。
 
新型コロナウイルスと診断されても、いまのところ治療薬はありません。
無症状、あるいは軽症のかたは対症療法と安静療法です。
診断する意味というのは、周囲に感染させないように強く意識できることです。
 
逆にいうと、無症状、あるいは軽症のかたは診断がつこうがつくまいが周囲に感染させないように、対症療法をしながら自宅で安静にしておけばいいのです。
 
ましてや、不安だから検査をしてほしいというのは、もってのほか、愚の骨頂です。
 
なんのための発熱外来か。。
 
重症あるいは重篤した患者さんが十分な治療を受けれるようにすること。
 
市民のみなさんの健康へのリテラシーが試されているときです。