新コロに対する心がけ。。新しい視点

新コロの出口を考える。。
新コロの出口のことを『post-corona』って言うんですね。
 
post-coronaを考えるにあたって、いまの新コロに対する考え方をおさらいしてみましょう。
 
クラスター対策、手洗い、マスク、うがい、3密を避ける、濃厚接触者、自粛、、、
 
アビガン、フサン、特効薬?
ワクチンが出てくるまでにあと数年。。
 
ウイルスを避けること、ウイルスを撃退することが先に立っている氣がします。
 
人間力への回帰』
 
という記事を先日あげましたが、ウイルスに負けない体づくりをしよう。。という空気にはなかなかなりませんね。
 
完全に封じ込めることを目指すのか、集団免疫を目指すのかというところですが、現実的には集団免疫なのではないでしょうか。
 
ウイルスに負けない体づくりに成功したひとは感染しないか、感染しても回復し、適応出来なかった人は発症する。医療がカバー出来れば助かるし、それが難しいようならそれが寿命ということになると思います。
 
感染しないための予防、無症状あるいは軽症の状態での治療をも医療に頼るのであれば、その分、重症化してしまった人、あるいは、別の病気で苦しむひとへの医療はマンパワーも医療資源も差し引かれるということを人々は理解しなくてはなりません。
 
このことは、今回の新コロで表に現れてきただけで、実は以前から存在した問題でもあります。
 
動脈硬化による心筋梗塞を例にとると、血管がつまらないための食事、ストレス対処法という予防法、あるいは動脈硬化はあるけど、まだ心筋梗塞になっていないひとの治療はもちろん、重症化したともいえる、心筋梗塞への治療も医療に頼ってきました。
 
動脈硬化という状態に対して、市民のみなさんはどこまで予防してきたでしょうか?
 
新コロであれば、手洗い、うがい、3密を避ける、自粛のようなことを、動脈硬化に対してどこまでしてこられたでしょう。
 
だって動脈硬化って、コレステロールが高いからでしょ。。脂肪分は控えるようにしてた。。といわれるかもしれません。
 
それって本当でしょうか?
 
確かに動脈硬化の人の血液検査をみると、コレステロールが高いことが多い。というデータはあります。
でもこれって、本当に因果関係があるのでしょうか。
 
動脈硬化があるから、その結果としてコレステロールが高いということってないでしょうか。
血圧が高いと動脈硬化になると言われますが、動脈硬化があるから、その結果として血圧が高くなるということはないでしょうか。
 
今回の新コロは肺でサイトカインという炎症の結果でてくる物質がさらに次の炎症をおこすというサイトカインストームを引き起こすので、肺炎をおこすと言われています。
 
動脈硬化もその昔、動脈の炎症を引き起こすウイルスが猛威をふるい、その結果動脈硬化を起こし、心臓の血管まで炎症が及んだら、心筋梗塞をおこしていた。集団免疫を獲得し、そこまでたくさんの心筋梗塞はおこさなくなったけれど、いまでもそれなりの患者さんが心筋梗塞をおこしている。。ってことはないでしょうか。
 
ウイルスというものの存在がわかったのは、たかだかこの100年のことです。もっと以前から存在していたのではないでしょうか。
 
まあ、動脈硬化がウイルスによるものかもしれない。。なんていう話は突飛過ぎますが、肺炎をおこす新コロも、感染はするけど、肺炎まではおこさない抵抗力、体力をみんなが目指すべきなのかもしれません。
 
自粛はその抵抗力、体力を得るためまでの準備期間と考えてみて下さい。
 
自分の抗酸化力をたかめるもの、免疫が暴走しないようにするもの、腸内環境を整えるものを十分摂っていますか?十分な筋力をつけようとしていますか?タバコやお酒、添加物など避けるべきものを避けていますか?
 
十分な体力、抵抗力をつけるまえに活動を再開すると、自分が感染、発症するかもしれません。そして、あなたの大事な人がまだ準備が出来ていないのなら、その人にうつしてしまうかもしれません。
 
ウイルスから逃げるための期間ではありません。自らをグレードアップするための期間です。
 
『ポストコロナ』を意識して生活していきましょう。