西野亮廣さん講演会。。いよいよ明日。

こんばんは。日付変わって、1月23日になりました。
西野亮廣さん講演会
『新世界』
がいよいよ明日、24日です。
おかげさまで予約分でほぼ満席との情報を得ています。
当日都合でキャンセルがでたり、書店での実販売数にばらつきがあるので、当日券も用意するようですが、当日券は3500円。
もし、どうしても参加したいという方は、23日のうちに手を打った方が懸命かもしれません。

ということで、おかげさまで
『チケットを買って下さい』
の内容は終了させていただきます。

西野さんの『新世界』は読んでいないけど、みんながそこまで言うんなら、行ってみようか。。と思って下さった方のために、今日は書かせていただきます。

私自身、西野さんの講演会がある。。ということで、今回初めて西野さんの本を手に取りました。
平易な言葉で語りかける流れでとても心地よく最後まで読ませていただきました。

1回目はたいてい筋を追うことで流してしまうので、2度、3度読むのですが、印象に残っているのは、

『がむしゃらに突っ走って、いいところまでのぼり詰めたけど、なぜか突き抜けられない。
そこにはタモリさんやさんまさん、ナイナイさんがいる。
ずっと同じフィールドにいるままでは、新しい世界をみることができない』

文章をそのままコピペしていないので、同じ文章ではありませんが、わたしの理解ではこんな感じです。

わたしも全く同感。

経営の勉強をさせてもらったおかげで、
blue ocean,        red ocean
の概念がいまでこそ身に付きましたが、以前はなんとなく漠然と感じていました。

ただ、このフレーズをとっても、そのときに置かれた環境で受け取りかたは違うんですよね。

自分の分野で本当にがむしゃらに走ってきたか、走ったうえで、ちょっとは頂上の背中が見えてきたか、ちょっと走っただけで、あまりにも頂上が遠くてあきらめちゃったか、そして、自分の頭で考えたか。。

本の『新世界』ではいかにがむしゃらに走ってきたかがかいつまんで書いてありますが、筆舌に尽くしがたいものがあったろうと思います。芸能界で冠番組を得ることがどれだけ大変か、、

そこで、その立場に甘んじず、さらに上を目指した。
そして、そのために何をすればいいか、自分で考えた。

わたしにとってはこの部分だけで、すごく価値ある情報でした。

いま、わたしは在宅医療の分野に身を置いています。そこで『がむしゃら』に、頂上を目指そうと思っています。ただ、「頂上って何か?」を見極めつつ『がむしゃら』をしないと、とんでもない方向に行ってしまいます。そこは年の功といいますか、無理ができない残念なところです。

若ければ、方向性とかあんまり考えずに、がんがん感性でいけばいいと思うのです。その先に想像のつかない何かが広がるかもしれない。そこが若者の特権なのです。年寄りみたいに、リスクがどうとか、効率がどうとか、お金がどうとかあんまり考えないでほしい。

話がずれました。

わたしが目指す、在宅医療の頂上ってなんなんでしょう。
在宅患者数のことでしょうか、看取りの数のことでしょうか、それは違います。
最高の質の在宅医療を提供したいと思っています。
在宅で療養を始めてから歩けるようになった、食べれるようになった、笑顔が増えた。。など、在宅医療を受けれてよかった。。と言ってもらいたい。
病院で『もう長くないよ』といわれて希望を失った患者さんに、残された時間でできるだけ笑顔でいて頂きたい、『長くない』、『近いうちに死がくる』ということに意識をむけずに、それはやってくるけど、それまでの時間をいかに過ごすかをともに考えたい。
キーワードは
『あきらめない在宅医療』
『せめる在宅医療』

そんな在宅医療を提供したいと思っています。

現実的には自宅での療養は本人も、ご家族も大変になることがあります。
そのためにちゃんと最後まで責任をもってお世話できる施設をつくりました。

まだまだ駆け出しで、理想を実現できているとは思えませんが、一歩ずつ近づいて行きたい、まさに、在宅医療での『新世界』を作りあげたいと思っています。

ぜひみなさんも、講演会で西野さんの『新世界』の話を聞きながら、ご自身のフィールドでどんな『新世界』を作れるのか、イメージしてみてください。

今回のイベントは決して西野さんの話を聞いて「おもしろかったね」という会ではありません。
ぜひ、みなさんが自分で考え、一歩踏み出すきっかけにしてください。

では、24日お会いしましょう。