1月27日 早川農苑での昼食付き講演会

来週は1月24日木曜日
西野亮廣さんの『新世界』
講演会があり、それを主催しているヒダカタクミさんを応援しているわけですが、実はもう一本企画があり、それはまさに当事者であり、かなりのプレッシャーを感じております。

自分の主張のひとつに
『自分の健康は自分で守る』
というものがあります。

つまり、患者さんの健康は、患者さんで守って頂きたいと思っています。
ただそれは、私たち医療者は患者さんを突き放すのではなく、患者さんが自分の健康に責任をもって頂いた上で、医療者のプロとして信念に基づいたアドバイスをしていきたいのです。

これからの時代、患者さんは自分のからだを知り、どのようにアプローチすればいいかを医療者に相談し、自分でそれを実践していくことになるのではないかと思います。

対して医療者は、自らが作った病気と正常の枠組みにいかに患者さんを適合させるかではなく、いったんその枠組みを取っ払って、患者さんごとになにが問題なのかを個別に判断し、その人にとってまずやるべきことはなにか、その先に何を見据えるのか、いわゆる
人生のコーチ
の役割を担うべきではないかと思うのです。

いわゆる統計学的に決定される、正常と異常の区別はAIがやってくれると思います。
しかし、患者さんごとに何を優先するべきかは異なると思うのです。

ただし、前提として、患者さんが自分の生き方に責任をもっていなければなりません。自分の人生、生き方、価値観でなにを大事にしているか、それがぶれてしまうと、たくさんの問題を目の前にして、なにを優先すべきがわからなくなってしまいます。

これまでは、健康に関しては、病院に任せとけばなんとかなると考えられていました。
経済的には、いい大学をでて、大きい会社につとめれば、一生安泰だと思われていました。

終身雇用、高度経済成長という幻想が消えてしまったのは、もうだれも否定しなくなりました。
あと数年もすれば、健康に関しても、常識が変わってくるでしょう。

医療者として、世の中でどのような役割を果たすべきか、、そんなことを考えながら進んできましたが、ひとつの形として、食と医療という視点でこういう企画を組んでみました。

有機農法に数十年にわたり取り組んでいる早川農苑さんとのコラボです。

単発で終わるのではなく、シリーズ化していこうと考えています。

そして、なにがプレッシャーかというと、無料講演ではないのです。

たしかに有機農法で作られためっちゃ美味しくて、からだに優しい野菜をふんだんに用いますので、昼食だけでも十分それだけの価値があるのですが、やはり有料となると、プレッシャーです。

しかし、その分、めっちゃ気合いを入れています。

健康に役立つ講演会。。ではなく、あなたが幸せになる講演会を企画しました。

本気です。